富士山頂上到着

バスで5合目に到着すると、トイレが有料で200円請求されます。

若干イラッとしましたが、膀胱に水が溜まって、トイレに行かないとスタート切れそうにないので、泣く泣く支払いました。

ストレッチで気合溜めして歩き出すと、登山道へ続く道に山小屋東富士山荘とか出店がありましたがこれはスルーです。

登山道の手前には番人が二人おり、下山してきた外国人親子と談話していました。クールなダディに「こんにちは」と挨拶です。

手の空いていたもう一人の番人は私に登山の心得らしきことを説明していましたが、大体分かっていたのであまり聞いておらず、写真だけ撮ってもらいました。

歩き始めてすぐのところに登山の安全を祈願する小さな社がありましたが、あまり興味がなかったのでこれもスルー。

登山は岩ボコだらけの道を登っていくだけです。私はその辺の花や景色を撮ったり、自分の登山姿を撮ったり、ブログに書く内容を考えたりしながら登っていたので暇はしませんでした。

何時間もきつい登りをしていく間、何らかのインプレッションがないとモチベーションが上がらず、途中で諦めてしまうかもしれません。

登り初めてすぐのところに標高2000メートルの看板がありました。ここを過ぎると気圧は800を切ります。

一時間ほど登ると新六合目の休憩場所があり、山小屋とトイレがありました。この時間は閉まっていたけど、時間帯によっては飲食物も購入できるのかもしれません。

山小屋の名前はしゃくなげ山荘、長田山荘と言って、標高は2450メートルです。トイレは100円でしたが、見張りはいません。

虫がたくさんいましたが、キープアウトのロープに止まっているハエが愛らしかったのでパシャリしてきました。

この辺りはしばらく登山道と下山道の道が同じで、すれ違う戦友と挨拶を交わしつつ登りました。登山道は木々と岩間が多くて歩きにくい感じです。

やたら斜めってるカラマツの木やミヤマハンノキの葉などを見ながら歩くと楽しくクライミング出来ると思います。

シラビソの葉やイタドリの花も綺麗でした。

楽しみながら登っても疲れるので、途中途中の踊り場みたいな見晴らしの良い場所で、休み休み行くと良いと思います。

次の休憩場所本六合目は標高2700メートルで気圧が750を切ります。新六合目から約40分ほどかかりました。

 

ここの山小屋瀬戸館は人が出入りしていたので食べ物買ったり、休んだり出来るんだと思います。トイレは200円でした。

10分ほどストレッチ休憩して出発すると、だんだん霧が深くなり、霧雨が体を覆ってきました。

しばらく秋用のパンツとパーカーで頑張ってみましたが、七合目辺りまで来ると雨が服に染みてきたため、レインジャケットとレインパンツに着替えてバックパックも防御態勢にしました。

気圧は721まで下がり、お菓子の袋も若干膨らみ気味になっています。

少し晴れ間が見えたので、一服して登ろうとしたところ、上から降りてきた戦友が隣に座り、「超高速富士登山ですね。」と話し始めました。

盗み聞きすると、山頂を出発したのは12時過ぎで、ここ七合目には現在時刻12時40分に着いたとのこと。

「めっちゃはえーな。」と思いつつも、大体のタイムスケジュールに目星が付いたので良かったです。

この先は土の上にイタドリの花がパッチ状に生えている景色とかが多かったです。

高山帯では高い木が育たずに、ごく低い木や草しか育たないから、風景が変わるんですって。森林限界と言うらしいです。

時計を見ると9時半から登ってきて、本七合目で13時20分になりました。

バスに間に合わないかもと少し焦り、見晴らし館の休憩所はスルーしました。

ここは温泉が出ているのか硫黄の匂いがしました。

冬季に無理な登山をして迷った人が居たのか、八合目への道中、遭難者を祀る慰霊碑があります。

道は岩と砂利くらいになってきました。

履いてきたサンダルの中に砂利が入ってきますが、バンドを緩くしておけば砂利の抜け落ちも良くなるみたいです。

気圧は700を切りましたが、不思議と呼吸は苦しくなかったので、心肺機能はしっかりしているっぽい。

八合目の皇太子殿下ご宿泊所江戸屋もスルーすると、光が差してきました。

この辺りから上に向かってジグザグに進む単純な道が多いです。

見上げると明るい日が差し、次の山小屋と団体客の姿がよく見えました。

気に入った岩壁を撮っていると、2、3人で下山してきた人が「撮りましょうか?」と言ってきました。お願いしましたが、2枚3枚と調子に乗り撮り始めてイラッとしたので次から断ることを決意しました。

本八合目では一服しつつコーヒー休憩です。販売店の人はあまり商売熱心ではなく、砂糖とミルクを下さいと言ったところ、くれませんでした。

ないことに後から気付きました。食事をしないと中で休ませてくれないのでベンチで休憩です。

標高は3400メートル。あと376メートルです。約50分で山頂に着くみたい。10分位小休止して出発です。

雲の上に来たみたいで、日の光と併せて眺めがとても美しいです。

赤みがかっている土は、関東ロームと呼ばれる赤土って言うらしいです。顔料として染め物に使われるとか。多分。火口が近くなってきましたからね。

八合目五勺の御来光館は石崖の上に佇んでおり、本八合目から高さにして50メートルの距離でした。

山小屋の雰囲気を味わいたかったのと、お昼を食べたかったこととあって御来光館では休むことにしました。

休憩中、3人の宿泊客が来て、飯付きで25500円を請求されていたので1泊1名8500円位するみたいです。

消灯21時でチェックアウト8時。中は結構な数のベッドがありました。

食事をすると20分位休憩していいみたいですが、人が少なかったのでもう少し居て大丈夫ということです。

800円位の醤油ラーメンを注文しました。

200円する『焼き印』が気になって・・腕に焼くのかなと思ったら登山に使う木のスティックに印を付けるためのものだそうです。

御来光館を出ると完全に雲の上で、爽やかな空間が気持ちいいです。

かすかに見える鳥居が九合目の手前にあった気がします。雪景色も見えました。

富士の玄武岩は芸術的な感じがします。

確かこの鳥居の後ろが九合目だったと思いますが、看板だけで山小屋とかは無かったはず。

3600メートルまで来てあと176メートル。気圧も666とか標準の半分近くになってきた。

ロープを伝い、九合目からはあっという間。鳥居の前のシーサーと記念撮影です。

富士山頂に到着しましたが、帰りのバス時刻に間に合うか・・・この時点では最終バス19時45分だと信じていた。現在時刻15時50分。

山頂には息をのむ雲海の絶景が広がります。写真を撮らずにいられませんでした。

富士山頂上真宮とともに下山篇へ続きます・・・

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